ストレングスファインダー・リーダーシップ
ストレングスファインダーという、自分の強みを34の資質で分析するというサービスがあります。全回やったのが2007年。その時は、未来志向,最上志向、目標志向、ポジティブ、活発性と超イケイケどんどん!そこから8年ぶりです。さてと。
わー
若干かわりましたね。でも確かにベースは変わっていないかも。上位3つを大切にする環境をえらぶと楽に生きられるそうです。なるほど・・・。
さて、せっかくなので読んでみます。
おおー
ストレングス・リーダーシップ―さあ、リーダーの才能に目覚めよう
- 作者: トム・ラス,バリー・コンチー,田口俊樹,加藤万里子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2013/03/23
- メディア: 単行本
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リーダーに求められる性質。それは信頼、思いやり、安定、希望。それが満たされると何倍も力を発揮できるし、ないとチームが分解する。確かに!
いまの非正規雇用の何がまずいかってこういう事だよね。雇う側からしたら、いつどうなるか分からないので、リスクを最小限にするために月単位、年単位で雇いたい。だけどそこには信頼、思いやり、安定、希望が生まれにくい。そういう関係性のなかでは力を合わせて何倍もの力を生み出すということは難しい。だけれど莫大な利益をあげるチームってそういう感じになっている。確かに!
そのためには、「いつどうなるか分からないので」「リスクを最小限に」から「いつどうなるか分からないので」「全力を尽くす!」ときてほしい。いまの自分の立場ー雇用されている側からは、信頼、思いやり、安定、希望に一歩でも近づく姿勢を見せることか。
そして「全力を尽くす!」とブラックになりがちだけど、思いやりでバランスをとる。誰も犠牲にしない。これは本当に不断の努力が必要なことだなぁ。
本の後半は資質ごとのリーダーシップへのアドバイス。とくに、どのように行動すれば、信頼、思いやり、安定、希望を示せるかの例が参考になります。
最後の資料編に、どんな調査をもとにこのテストを作り上げてきたかがかいてあります。これ,社会調査としてすごく面白い。
資料編の2章目、身近なチームの熱意を測定する12の要素。これはチーム運営のチェックリストとしてすごくいい!
- 職場で自分が何を期待されているかを知っている
- 仕事をうまく行うために必要な材料や道具を与えられている
- 職場で最も得意なことをする機会に毎日恵まれている
- この7日感のうちに、よい仕事をしたと認められたり、誉められたりした
- 上司または職場の誰かが、自分をひとりの人間として気にかけいくれている
- 職場の誰かが自分の成長を促してくれている
- 職場で自分の意見が尊重されている
- 会社の指名や目的が自分の仕事は重要だと感じさせてくれている
- 職場の同僚が真剣に質の高い仕事をしようとしている
- 職場に親友がいる
- この半年のうちに、職場の誰かが自分の進歩について話してくれた
- この一年のうちに、仕事について学び、成長する機会があった
なるほどなるほど。
この基本事項にとりくむと熱意のあるチームがつくれるそうです。やってみよう!